睡眠時無呼吸症候群の検査なら 医学博士平田 恭信 監修
一般財団法人運輸・交通SAS 対策支援センター

お問い合わせ平日9:00~17:00
03-3359-9010

特別インタビュー

TOPSAS対策センターの強み特別インタビュー

SAS対策支援センターでは、2011年の創業より一貫して、医療機器としての信頼性が高いコニカミノルタ製のパルスオキシメーターを導入してきました。そしてこれまでの30万人に及ぶ検査実績を通して、コニカミノルタ製パルスオキシメーターの発展にも寄与してきました。

今回は改めて、当センターで利用中のパルスオキシメーターについて、開発元であるコニカミノルタ様に詳しくお話を伺いました。全3篇に及ぶインタビューをぜひ御覧ください。初回はパルスオキシメーターの歴史からスタートです。

パルスオキシメーターができるまで パルスオキシメーターができるまで

インタビュアー
本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、SASパルスオキシメーターを開発したきっかけや背景について教えてください。
コニカミノルタ
よろしくお願いいたします。それではまず、パルスオキシメーター開発の歴史からお話させていただきます。実は原点はアポロ計画にありまして、話は今からおよそ半世紀近く前にさかのぼります。当時、カメラメーカーであったミノルタは最新鋭の電子光学技術を持っていました。そこにアメリカで進められていたアポロ計画において、宇宙から地球を撮影するためのカメラと露出計でミノルタが採用されたのです。1968年のことでした。
インタビュアー
まさか宇宙のお話につながるとは思ってもみませんでした。こちらの有名なお写真がミノルタの機器で撮影されたものだったのですね。ミノルタの最新鋭の電子光学技術と聞いて、納得です。
コニカミノルタ
その露出計である「スペースメーター」の光学測定技術を、地球ではなく指先に使用することで、血中酸素飽和度をリアルタイムで測定できるようになると考え、開発を進めました。当時、血中酸素飽和度を光学的に測定する技術はありましたが、耳で測定するもので1回の測定にも時間がかかっていました。そのため実臨床には適していませんでした。 その後1977年、私たちは世界で初めて、指先でリアルタイムに血中酸素飽和度が測定できるオキシメータを販売するに至りました。
インタビュアー
こちらの箱型の据え置きタイプですね。ここから小型化まではどのような道のりだったのでしょうか。
コニカミノルタ
その後も最新の電子技術を取り入れながら、小型化、測定性能の向上を図り、1997年に世界初の腕装着型メモリー機能付きのパルスオキシメーターの販売を開始しました。これにより睡眠時の酸素飽和度の推移が手軽に記録できるようになり、睡眠時無呼吸の研究を加速させることに繋がりました。

パルスオキシメーターは何がすごい? パルスオキシメーターは何がすごい?

インタビュアー
SASにはさまざまな種類の医療用検査装置がありますが、この機器がどのように役立っているのかお聞かせ下さい。
コニカミノルタ
パルスオキシメーターは取り扱いがとても簡便で、検査装置そのものが睡眠を妨げるというデメリットがありません。誰でも使えて、普段の睡眠環境で、一晩寝るだけで検査ができます。入院、通院の必要もありません。そのように手軽でありながら、検査技師の技量に関わらず高い判定精度が実現できるのが特徴です。
インタビュアー
お医者さんが居なくても簡単に使えるのに、医療機器として検査精度が高い結果を出せるという安定感がすごいですね。寝ている間は本人が症状を自覚しにくいですし、潜在患者が多いといわれているので、SASの発見に有効なのではないでしょうか。
コニカミノルタ
国内には1,000万人にも及ぶSAS潜在患者がいると言われています。その1,000万人の潜在患者を見つけるためにも、2,000万人、3,000万人と、一人でも多くの方にスクリーニング検査を受けていただきたいと思います。パルスオキシメーターという性質上、コストを抑えられるという側面がありますので、より多くの方のスクリーニングを行う事にも適しています。

コニカミノルタジャパン株式会社 原見様 / 
コニカミノルタ株式会社 三輪様 木村様

SASに特化したパルスオキシメーター SASに特化したパルスオキシメーター

インタビュアー
コロナ禍以後、血中酸素飽和度という言葉が注目を集め、SASに限らずパルスオキシメーターへの認知や裾野も広がったように思います。だからこそ医療機器としての精度の高さや安定性、安全性なども大切になってきているのではないでしょうか。SASに特化した貴社のパルスオキシメーターにおける特徴や優位性を教えてください。
コニカミノルタ
パルスオキシメーターが世に出た時から40年以上にわたり蓄積したノウハウが最大の強みです。特にSASのパルスオキシメーター研究はPULSOXで取得された検査データをもとに判定基準が検討され、その妥当性、信頼性が長年検証されてきました。
インタビュアー
SASという病気の歴史は、その一端をPULSOXが明らかにしてきた歴史であるとも言えますね。そもそも、SASのスクリーニング検査に求められている役割はどのようなものなのでしょうか。
コニカミノルタ

精密検査の前段階がSASスクリーニングですので、まず、できるだけSASを見落とさないようにすることが大切です。一方で、SASではない人を”SAS疑いあり”と判定しないことも重要で、こうしたところも含めて検査の信頼性につながります。PULSOXでは、SASを見逃さないだけでなく、SASでない人を”SAS疑いあり”とすることがないようにする。この両面で検査を積み重ねて来ました。

2000年以降、PULSOXはSASスクリーニングで医療機関も含めて数多く使用されて来ましたが、特にSAS対策支援センター様で非常に多くの在宅スクリーニング検査を実現していただき、PULSOXの信頼性を検証いただけたことで、PULSOX性能の優位性を明確に示されたこと、そのことも私たちの持つ優位性となっています。いわば、SAS対策支援センター様と築き上げた優位性と言えます。

page
top